プロフィール

 

1971年、地域の音楽文化の発展向上、青少年の健全育成を目的に滝川市青少年吹奏楽協会として発足。1974年、1979年の改称を経て2010年滝川吹奏楽団に改称し現在に至る。

1995年、第21回定期演奏会に国立音楽大学名誉教授で指揮者の大阪泰久氏と、ジャズピアニストの山下洋輔氏を迎えてラプソディー・イン・ブルーを演奏し話題となった。大阪泰久氏は以後も音楽監督的存在として滝吹やたきかわ音楽祭の指導に尽力頂いている。他にも国立音楽大学ブラスオルケスター指揮者の故淀彰氏、東京音楽大学教授でユーフォニアム奏者の外囿祥一朗氏、札幌大谷大学芸術学部音楽学科准教授でピアニストの黒山映氏、航空自衛隊航空中央音楽隊サクソフォン奏者の藤林信弘氏、札幌交響楽団首席トランペット奏者の福田善亮氏をはじめ多くのゲストと共演。また、第60回全日本吹奏楽コンクールに初出場した2012年に、滝吹と歌おう「そらちDo合唱団」を公募で組織し第40回定期演奏会で披露した。

2021年、コロナ禍で2年連続中止となったたきかわ音楽祭に変わり、創立50周年記念事業として、「エデュケーショナル・コンサート」を開催し滝高・滝西の吹奏楽局と共演。さらに吹奏楽コンクール全道大会で3年連続金賞を受賞。香川県レクザムホールで開催された第69回全日本吹奏楽コンクールに出場し創立50周年に華を添えた。

2022年、新たな試みの「アットホーム・コンサート」を1公演70名限定で、練習会場の滝川市音楽公民館で開催。文化センター大ホールが閉鎖となったことでコンサート会場の模索が続いている。

室内楽アンサンブルでは、2000年にトランペット三重奏、2010年、2017年に金管八重奏がアンサンブルコンテストで全国大会に出場。また木管五重奏やサクソフォン四重奏、ビックバンドなどを編成して幅広い活動を展開している。

さらに市民ミュージカル「あいと地球と競売人」(2001年)と「シレニアの歌」(2007年)の演奏を担当。また「風がみつけた街」たきかわ音楽祭ブラスオルケスターの運営や、空知管内の中高生に楽器や合奏指導を行なう「滝吹クリニック」、FMG'sky毎週水曜日午後8時からの「たきすい♪アワ~」(再放送土曜日午前8時)を担当するなど、地域音楽文化の向上に寄与すべくボランティア活動にも力を入れている。

 

2001年 滝川市市政功労表彰

2001年 滝川市文化功労賞

2012年 第60回全日本吹奏楽コンクール初出場(栃木県宇都宮市)

2021年 第69回全日本吹奏楽コンクール出場(香川県高松市)